XTRもこれで四代目だそうで、先の「960シリーズ」から4年ぶりのモデルチェンジです。
そこで、手持ちの「960シリーズ」とちょこっと比較みたいなことをしてみました。

まずはリアディレイラーの比較。
左が見慣れた「960シリーズ」、右が新型「970シリーズ」です。
960まではXTRであれXTであれ、ロード用のDuraAceであれ、見た目のデザインはだいたい一緒で色だけが違うといった感じでしたが、今回の970からは全く違う外観になりました。

カタログなどでつや消し黒に見えた部分は、実は濃紺だということが判明。昔の900シリーズの頃のブルーとも違う色で、「X」のデザインもそうですが、このカラーも好き嫌いが分かれそうですね。
ちなみに私はこのデザインは結構好きです。

裏側を見ると・・・そんなに違いはありませんね。写真にはありませんが、ボディは970の方が「X」のプレート以外にも肉抜きされている部分が多く軽量化を謀ったことがわかりますが、アーム部分とかにはあまり工夫の変化はありません。プーリーの大きさも同じです。

つづいて、顔とも言えるクランクセット。
こちらも大きく変わりました。のっぺりとした960とは打って変わって、970はいかにもマシン仕上げという感じの仕上げが施されています。

チェーンリングの固定は、960は個々に固定でしたが、970ではアウターとミドルが一緒に留める形になっています。

ミドルのチェーンリングはカーボンのボディにチタンの歯というコンポジットタイプになりました。メーカーの説明によると、一番使うミドルの交換がどうしても頻繁になってしまうので、もっと耐久性が欲しいというユーザーの声に応えたとのことですが、今度は交換するとなると13,440円もするので、果たしてどういうものかと・・・(ちなみに960のミドルの歯は5,902円でした)。

クランクシャフトの仕上げもちょっと違います。

960では、XTなどと同じくこのような細かいスプラインでしたが・・・

970ではオクタリンクみたいな大きな山山に変わっています。勘合性はこちらの方が向上しているようです。

つづいて、デュアルコントロールレバー。
使いやすいとか難いとか、意見もさまざまなデュアルコントロールレバーですが、こちらも大きくデザインを一新して新登場です。

ブレーキレバーと巻き取り器の部分が分離したのと、リザーバータンクが表面からなくなったので、ずいぶんと小さくなった・・・というより短くなりました。960ではレバー同士がハンドルバー中央でかなり接近し、ケーブルやホースの取り回しが面倒でしたが、今回のモデルではその点が大幅に改善されています。

シリンダーが縦置きになったため、ブレーキレバーとの連動が素直になりました。かなりクイックな動作が期待できますね。

リザーバータンクはなんと裏側に。これは別体レバーも同じです。つまりオイル交換やエア抜きはレバーを裏返してやれということで・・・理屈は今まで通りですが、慣れるまでちょっと面倒かも。

960ではブレーキング時に巻き取り器とレバーが一緒に動くため、取り回しによってはシフトケーブルに押されてレバーの戻りが悪いという不具合が不評でしたが、今回はレバー部分だけ動くようになっています。
というのが、新旧XTRの比較です。
970シリーズは基本セットで165,240円。
セット内容は、
・別体ディスクブレーキレバー
・別体シフトレバー
・ディスクキャリパー(160mm)
・クラックセット(BB付き)
・フロントディレイラー(トップスイング)
・リアディレイラー(トップノーマル)
・記念のキーホルダー(笑)
の7点セットです。リアディレイラーがトップノーマルというのがなんとも・・・。ちなみにローノーマルは現在欠品中で、次回入荷は2月とか。
飾ってありますので、見に来てください。
サイクルショップ・ウイング122

